untitled No.047
2016年 06月 06日
The Catacombes de Paris @ 1 Avenue du Colonel Henri Rol-Tanguy, 75014 Paris, France
笑っちゃうよね…α65よりも、Xperiaのカメラの方が暗所性能いいとか。
この度、ロンドン・パリと旅をしてきて思ったのは、そろそろカメラをシステムごと入れ替えるべきでは…ということ。
ずっと、NikonやSONYを使ってきたけど、地球の半分を回るような長距離移動かつ、現地のストリートでの持ち運びを考慮すると、
軽量小型化した方がいいんじゃないかって。
そんなことを考え始め、FUJIFILMのXシリーズに手を出すか、α7にするかで悩んでいたのだが、
レンズを装着したところまで突き詰めると、X2-pro で良いんじゃないかと思い始めてきた。
というのも、パリで撮影中、どうにも目立っていたようで、スリのターゲットにされてしまい、しつこく付き纏われた。
何度もバッグに腕が当たってる感触があり、そのたびに連中から離れて撮影を続行していたのだが、
あまりにしつこいために撮影を諦め、次の目的地である凱旋門へ移動しはじめて信号待ちの最中、またしてもぶつかってきた…
「しつこいな、もう!!(怒」
と思いながら、5歩くらいあるいてバッグを見ると、見事にチャックが開けられて、財布だけ抜き盗られていた。
財布の中にはカード類ばかりか、常用薬やスーツケースの鍵、自宅の鍵やら突っ込んでいた。
前日、モンパルナスの宿に到着し、近所のスーパーでパンとビールとチーズを買い込み、質素な食事をしながら「地球の歩き方」
を読んでいたのだが、たまたま読んでいたのがスリに遭った時のページであり、「盗難証明を出して欲しい」という内容の
フランス語が書かれていた。更に、日本大使館の住所なども掲載されていが、何の因果か、たまたま自分が向かっていた方向に
日本大使館があるという偶然。
大使館の閉館時間も近いので、警察への届け出は後回し。
まずはスマホで電話してアポを取り、大使館へ向かって諸手続きをし、最低限の金を借用した。
当然、翌日に予定していた半日観光もキャンセルとなる。
そして厄介なのは、ホテルのカードキーも財布の中にあったため、再発行をしてもらわなきゃならないのだが、
あいにく、自分はフランス語を全く話せないし読めもしないので、翻訳アプリで盗難の旨を仏語に訳してレセプションに見せ、
カードを再発行してもらった。通常、こういった場合は金が掛かるのだけど、「盗まれたんだもの…無料でいい」とのこと。
おかげで、借りた40ユーロとポケットに突っ込んでおいた10ユーロがあるわけだが、モンパルナスからシャルル・ド・ゴール空港
まではバスで約18ユーロ。晩飯と朝飯にの合計10ユーロをみて、空港で約10時間以上を過ごすことを考え、20ユーロは残す算段。
翌日、空港に着いたのが11時半ころで、チェックイン開始まで7時間をロビーでずっと過ごすのだが、この間に、4人の物乞いに
「コーヒーを買うコインをめぐんでくれ」と言われたのだが、「財布を盗まれて金が無い…日本に帰ることしかできない」というと、
「Oh sorry...」と悲しい目で言われた。きっと、物乞いに同情された日本人は俺くらいだろう。
とまぁ、そんなことがあったので、なるべく目立たないように撮影できるカメラが欲しいな…と考えると、どうしても小型化を
考えなくてはならない上、だからといって画質を落とすわけにも行かず…という事になったのが、システム入れ替えの理由。
そんなこんなで、せっせと貯金をしようと思うと、なかなか貯まらないもので…
どっかに、2億円くらい落ちてないかしら?w
by Daisuke_Asaka
| 2016-06-06 23:17
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